太田中生と清川中生のみなさんはテスト2週間前を切りました。テスト勉強はかどってますか?テスト勉強はただ学校ワークをこなしているだけでは十分ではありません。色々な問題を実践的に解いてみるなど反復練習をしないとなかなか身につかないのです。
そのためには時間がどうしてもかかります。したがって、早めの準備が必要になるというわけです。
このぐらいから始めればいいだろうなんて感じだと大体間に合いません。
受験勉強も同じです。早め早めの準備が必要なのです
太田中生と清川中生のみなさんはテスト2週間前を切りました。テスト勉強はかどってますか?テスト勉強はただ学校ワークをこなしているだけでは十分ではありません。色々な問題を実践的に解いてみるなど反復練習をしないとなかなか身につかないのです。
そのためには時間がどうしてもかかります。したがって、早めの準備が必要になるというわけです。
このぐらいから始めればいいだろうなんて感じだと大体間に合いません。
受験勉強も同じです。早め早めの準備が必要なのです
中学校教科書が新しくなって、もうすぐ丸2年がたとうとしています。来年4月からは3年目です。特に英語の教科書は明らかに難化し、生徒たちへの成績のつけ方も、新しくなったのが注目ポイントだったのですですが、それに関連して定期テストも難しくなっています。
たとえば、長年、英語の1学期のテストなんて、80点90点くらいでしたが、今は、よくて70点台、ひどいと50点未満なんて話を聞きます。実際のところ50~60点くらいになってしまっているようなのです。
これも、教科書が新しくなったことが原因なんですが、ことはそんなに単純なわけではなく、それに先駆けて行われた、小学校での英語の教科化や大学入試改革で、センター試験が共通テストに代わり、英語の出題傾向が大きく変わったことも遠因としてあります。
また英語だけでなく、そのほかの教科も定期テスト自体が難化しています。さらにそれと関連して、成績(通知表)のつけ方にも変化がありました。成績を評価するときに、注目するポイントが変更されたからであります。いわゆる、新学習指導要領の評価の観点の変更です。4観点から3観点に変わりました。したがって、「これまで通知表で5をとっていた生徒が4になってしまった。」「それは生徒の出来が悪くなったのではなく、成績につけ方が変わったからなのだ」と、学校の先生から説明された保護者の方もいるようです。
4観点から3観点に変わったことで、一体何が変わったのかを、簡単に言うと、思考力、判断力、表現力を、以前よりも重視して評価するようになったというところです。定期テストが難しくなったのは、これが原因でもあります。つまり、以前よりも、覚えていれば何とかなる問題量が減り、思考力や表現力が求められる問題が、定期テストでも増えてきたんです。
これは、つまり記述問題が全体的に増え、英語や国語などでは初見の文章を読み取る問題もでるようになったわけです。
そういうわけで、中学校の定期テストは全体的に難化しています。
評価の3観点のうち、一番謎なのが、「主体的に学習に取り組む態度」です。以前の学習指導要領で言うところの「関心・意欲・態度」にあたるものかとも思っていたのですが、どうもそういうわけでもないみたいで、当初、学校の先生もどう評価すればいいのか困っているなどという話もありました。
最後にその後伝え聞いた話をすると、たとえば、「やってもやらなくてもいいプリント教材をたくさん渡す。」「1Pノートの取り組み状況」「資格・検定の取得」「レポート類の取り組み状況」などで評価しているみたいです。もちろん日々の授業内での取り組みも評価の対象になるのでしょうが、なかなか学校の先生も大変です。
ちなみに高校1年生も、昨年4月から教科書が新しくなったのですが、評価の仕方についても、中学生同様、3観点になりました。高校生の場合は、学校の各教科の先生同士の連携があまりとれてない場合が多く、以前から各教科の宿題などが遠慮なく出され、トータルで膨大なものになりがちでした。しかし、今回は、「主体的に学習に取り組む態度」を評価するため、特にたくさんプリントを出すようになっているなんて話も聞きました。学校の先生も大変なんでしょうが、高校1年生もなかなか大変なようです。
みなさんこんにちは、今日は年末年始の予定を載せますね。
数日前に思考力について書きました。前回の内容をかいつまんでいえば、思考力を鍛えるには、知っている言葉を増やした方が良いということになります。
今回は思考力第2弾です。今回は、思考力を鍛えることできる教科は何か?ということについて書きます。
結論から言うと、数学です。5教科の中で1番思考力を使うのが数学だと思います。もちろん、国語も使います。だから、思考力という観点から言うと、国語・数学はめちゃくちゃ大切です。小学生で言えば、国語と算数です。
算数は、「実用的な計算能力の確保」と、「数学で必要になる基本的な技術の習得」の2つの目標があるのでしょうが、やはり、実用的な場面を想定した、文章題なんかは思考力が必要だと思います。
だから、「文章問題ができる=思考力がある」とも言えるんでしょうが、それ自体に取り組むことで思考力が鍛えられるという側面があります。つまり、思考力がない=文章題苦手なんですが、文章題に取り組まないと思考力は鍛えられないのです。
たとえるならば、走るのが遅い人は、遅くても走ることでしか、走る能力の強化はできません。それと同じで、文章題が苦手な人は、文章問題に取り組まないと解けるようにならないのです。
しかしながら、文章問題が解ける解けない以前に、計算が速くて正確でないと、どうしても数学では損をしてしまいます。というより、数学のできる生徒で、計算が遅くて、不正確な生徒はいません。
したがって、数学ができるようになるためには、①文章題から逃げてはいけない、というのもあるんですが、もう一つ、②計算能力の向上という問題があります。
で、意外に、けっこう頭の良い生徒でも、計算そのものが不正確なせいで、遅すぎるせいで、数学が苦手なんて生徒も多いです。
計算だけは、早くて正確だという生徒は、あとは文章題から逃げない、苦手から逃げない、解きなおしをするなど、いろいろな対策が打てるでしょうし、その後も努力次第で、数学ができるようになると思います。
しかし、計算が苦手な場合、遅くて、不正確な場合、これは結構厳しいです。
一方で、計算が速くて正確な生徒は、多くの場合、だいぶ幼い時から、そろばんをやっていたり、公文をやっていたりする生徒も多いです。もちろん、そのよう習い事をしていなくても速くて正確な生徒はいくらでもいますが。
で、現状、計算が苦手な生徒はどうすればいいのか?学年にもよりますが、地道ですが毎日最低5分でもいいから計算に取り組むようにするといいと思います。たとえば、方程式が苦手なら、「方程式だけ毎日一問ずつでもいいから解く」。これを一か月も続けると、一か月後だいぶ変わりますよ。実際にそういう人もいます。まあ、私自身の話なんですけどね。
自分でなかなかできないという人もいると思います。そういう場合は、ちょうどエスペックの冬期講習もありますが、塾のようなところへ行けば、学習習慣はつけやすいです。
ちなみ、小学生から中学生に進学すると、みなさんご存じのように、科目名は、算数から数学へと変わります。科目名が変わるだけでなく、内容も、より抽象化します。「負の数」や「平方根」など、非常に概念的なものも出てきます。そう、思考力がより必要になるのです。
そんな中で、計算が遅くて不正確なために問題が解けないのは、本来、理解しなければならない内容の理解を妨げるだけでなく、数学嫌いになってしまう可能性もあり得ます。
そこで、今回、エスペック.では、小6向けの特別講座として以下のような講座を開講します。無料で参加できるので参加してみてくださいね。
2022年も、もう残りあとわずかですが、今年も冬期講習生を募集いたします。
お申し込みはこちらからできます。
小学生は、2学期の復習を中心に、それまでに習った単元のより重要な内容の復習をしていきます。
中1、中2も、2学期の復習を中心に、それまでに習った単元のより重要な内容の復習をしていきます。
中3は受験対策です。完全に。
高1、高2も、基本的には、2学期までに習った内容の復習になります。
冬期講習は、短いですが、重要です。勉強の王道は、復習だと思っています。何度も何度も繰り返し反復するのが、定着の唯一にして正しい方法です。もちろん能力には個人差がありますし、個性の差もありますから、どのくらい繰り返せばいいのかとか、どのやり方が有効なのか、というのは一概には言えません。
しかし、人間は、常に記憶をしながら、一方で忘れていく生き物なので、何度も、繰り返し復習することが、記憶の定着という意味では重要なのです。
したがって、たとえ短い期間でも、復習の機会を作るのか?作らないのか?で、その後の定着に差が必ず現れます。地道に努力することを皆さん嫌がります。そして、それはなかなかできないことだと思います。しかし、逆に、それができる人だからこそ、人と差をつけられるし、頭一つ抜きん出ることも可能だと思うのです。たとえそこまでじゃないにせよ、何かに地道に取り組む姿勢を養うことにもつながるはずです。
そういう姿勢は習い事でも養えるという話もありますが、習い事は基本的に好きでやっていることが多いです。好きでやっているなら多少は我慢できて当たり前です。
しかし、考えてみてもください。たとえば、将来、お子さんが職業に就くときには、必ずしも、好きなことを職にするとは限りません。また、好きなことを仕事にできても、嫌なことで、どうしてもやらなくてはならないことも出てくるでしょう。
そうしたときに、嫌なことでも、地道に取り組める姿勢があれば、どんな仕事についても安心だと思います。
そういう姿勢を養うためにも、ぜひ勉強に頑張って取り組んでほしいです。
そのためにも、冬期講習をうまく活用してもらえると嬉しいです。
小中校の教育現場では、何年か前から、思考力が重視されるようになりました。
学校の定期テストでも思考力を問うような問題の出題は数年前よりも確実に増えています。
したがって、成績を上げるには思考力を鍛えることが重要なのは、あらためて言うまでもないことです。
また成績を上げるためでなくても、先行きの見通しづらい変化に富んだ現代世界において、自分の頭で考えるということはとても大切なことです。
そこで今日は思考力をどう鍛えるのかという話をします。
答えは、タイトルにある通り、国語の力をつけることで思考力をのばすことができると思っています。
理由は簡単です。たとえば日本語を母国語とする人間が、何かを考えるときには、当然日本語でものを考えるからです。英語が母国語なら、英語で考えるでしょうし、中国語が母国語なら、その人は中国語で考えるでしょう。
バイリンガルの人なんかは、最も得意な言語でこそ、より深く考えることができるはずです。
したがって、一般の日本人にとって、国語の力を伸ばすことはとても重要です。国語で鍛えた思考力は、他の科目でも使われるからです。
そこで、エスペックでは時期や学年に合わせて、いろいろな国語力を鍛えるためのイベントや講座を開いています。
たとえば、先週の日曜日にも行われた『中3 古文漢文 入試対策講座』。
古文漢文と言えども、思考力を使わなくては理解することはできません。ここで言う思考力は論理的な理解力です。もちろん、古文漢文なんで知識もなければ理解できません。そう、思考するには、知識がなければならないのです。
当然ですよね。そもそも言葉という道具を使って考えるのに、その道具がお粗末では、話にならないのではないでしょうか。もちろん、道具に頼らずともなんて発想もありますが、思考力の場合、言葉が唯一の手段なので、それを直接、高めていくしかないのだと思います。
したがって、まずは知っている言葉を確実に増やしていくことが、大切です。そのために一番有効なのは読書だと思います。読書しましょう。みなさん。
そして、語彙力を増やすのに、読書以外で有効なのは、勉強だと思います。学校での勉強でも、塾での勉強でも、それがあるのとないのとでは、語彙力はだいぶ違うのではないでしょう。
つまり、教育の効果は馬鹿にできないと考えています。
で、今回は、ささやかながら、思考力を鍛える場の一つとして、『漢字総まとめ講座』を開きます。小6対象です。思考力を鍛えるための一つのきっかけにしてもらえればなと思っています。
今日から少しずつ英語の正しい勉強法について書いていきたいと思います。
英語の学習法はあまたあれど、これこそが最強なのではと思っている学習法があります。
それは音読です。
「声に出して読む」ということです。
個人的にはこれほど効果的で簡単な方法はないと思っています。
理由としては、
まず、目で見るだけでなく、声を出して読み、耳で聞くということで、単なる黙読よりも五感を多く使うからです。
次に、いわゆる、読む・聞く・話す・書くの4技能のうち、読むことはもちろん、声を出すことで、話すことの訓練にもなりますし、声を出すこと、そしてそれが自分の耳に入ることで聞く訓練にもなります。
さらにいえば、黙読より音読の方が我々人類にとって親しみのある行為だからです。文字が生まれてから数千年経ちますが、黙読が一般化したのが明治時代以降だと言われています。明治時代になったとたんすぐ黙読がはじまったわけではないのでしょうから、黙読の歴史は150年もないということになるでしょう。一方で、音読というのは古くはギリシャ文学のホメロスの時代から、日本でも明治時代くらいまでは音読がメインでした。つまり、音読の歴史は数千年にわたるのです。
そして、明治以前の学問のあり方としては、あるいは世界的には出版技術が発達するまでは、音読による暗記が主流でした。
本が貴重ででめったに手に入らないので、暗唱できるようにするのが学問の主流でした。で、暗唱できるようになるためには、何度も音読するという手段がとられてきました。
したがって、人類史的に見ても、音読には効果があるようです。
それから現代の日本の小学生でも、黙読が可能になるのは、2年生後半から3年生にかけてだそうです。つまり、母国語で7~8年のキャリアを積んで、やっと黙読できるようになるようです。したがって、黙読の方がハードルが低く、より初心者向きの学習法のはずです。
そして、個人的な経験からも、音読ほど、楽に、英語の力をつけられる方法はないと思います。
特におすすめなのは、学校の定期テスト向けの勉強として、教科書本文を20回音読するというものです。これは元ネタがあって、野口悠紀雄著「『超』勉強法」という本に載っていました。中学生だか、高校生だかに読んで以来、その方法で勉強してきましたが、それ以来、めちゃくちゃ英語の勉強が簡単になりました。すごく楽になったのです。それでいて、成績も爆上がりしたので、まさに一石二鳥というわけです。
それから、英語長文を読むのが遅く悩んでいる人にも、音読はお勧めです。すでに意味がしっかり分かる英文をやはり20回声に出して読みます。それを数日かけておこなってください。毎日の勉強法に意味の分かっている長文の音読を入れ込むんです。
ちなみに、音読をするときには、できれば正しい発音でしたいものです。私の若い時には発音も関係なく音読してそれなりに効果はあったのですが、できれば正しい発音で音読したいものです。
ところが、発音に関しては、なかなか日本人にとってはハードルが高いもので、なるべく若いうちに、集中して練習したいものです。そこで、実はエスペックでは次のような講座も行っております。
小6限定の講座ではありますが、できれば中学校に入る前にやっておきたいものです。中学生になると忙しくてなかなかそこまで手が回らないのが現状です。できれば、この機会にふるってご参加ください。お申込みはこちらまで→お申込み
2020年に大学入試改革が行われましたが、当初いろいろ言われていた割には、大きな変化があまり感じられなかったようにも思います。どうも学習指導要領が新しくなる前だからか、結局色々と先送りする形になったようです。
さて、今日はですね。「2020年の大学入試改革で本格的に変わったのは何か?」という話と、「今後の高校教科書改訂スケジュール」そして、「それに伴う2025年新課程入試」について、ざっくりと書いていきたいと思います。
まず、2020年から変わったことです。
一つ目は、簡単に言えば、「試験一発で合否を決めずに、いろいろな側面から生徒を評価しましょう」ということです。つまり、学力の3要素からバランスよく評価しなさいということです。
で、その影響により、2021年以降、「総合型選抜や学校推薦型選抜での入学者の割合が、一般入試での入学者の割合を超える」という現象に拍車をかけたのでした。
で、二つ目なんですけど、それは、共通テストですね。
たとえば、英語は、センター試験の頃とは全く異なる入試になってしまいましたし、数学はやたらと難しくなりました。これは、センター試験のときは知識技能を測る、つまり基本を確認するテストだったのが、共通テストになって、その性質が変わってしまったということです。これも学力の3要素が大きく絡んでいます。知識技能に加えて、思考力判断力表現力も測るテストになったということです。
まあ、今のところ、目立つところでは、そのくらいのことで済んだなという感じなんですけど。それだけでも、以前のセンター試験に比べると受験者の負担は大きくなりました。
しかし、実は大学入試改革はこれで終わりというわけではございません。
以下の表を見てください。
この表からもわかるように、現高校1年生から、高校の教科書改訂が始まります。2022年は高1のみ改訂です。彼らが、高校2年生になると、合わせて高2の教科書も改訂されます。そして高3になると高3の教科書も改訂されます。
で、ただ単に教科書だけが改訂されるのではなく、その背景には学習指導要領の改訂というものがあります。そして、新学習指導要領には、今までの指導要領と比べ大幅な変更があります。
そうです。科目が違うんですね。例えばすでに、高1の時点で、これまで「国語総合」だった科目が、「現代の国語」と「言語文化」に分かれました。「世界史A」とか「世界史B」、「日本史A」とか「日本史B」もなくなり、「歴史総合」と「世界史探究」と「日本史探究」という科目になりました。
その他にもいろいろあるんですが、新科目として「公共」や「情報」なんてもの出てきました。
つまり、全体的に科目数が増えているんですね。新課程では。
さて、ここからが問題です。
新学習指導要領に基づく新課程での授業を高校1年生から受けてきた、現高1生のみなさんが、受験する2025年の春の入試は、当然、新課程に基づいた入試になるわけです。
たとえば、共通テストで、今まで「日本史B」で受験していた生徒たちは、2025年からは「歴史総合+日本史探究」という組み合わせで受験しなくてはいけません。これは、現状で言ったら、「日本史A+日本史B」で受験するようなものです。言い換えると、今まで教科書一冊分の勉強で済んでいたのが、2冊分学ぶような感じになってしまうということです。
要するに、2025年からの新課程入試は、現行の共通テストよりも、さらに負担感が増すというわけです。
保護者の方の中にはセンター試験を受けた方もいらっしゃると思いますが、共通テスト自体でも負担が増し、2025年からの新課程に基づく共通テストでもさらに負担が増えるというイメージを持ってもらうといいと思います。
そして特に新課程入試1年目にぶち当たる、現高校1年生は大変かもしれません。何せ前例がないわけですから。
はい、じゃあ、具体的に、詳しく、どんなところで負担が増しているのか?をもう少し詳しく話したいんですが。それはまた別の記事で書きます。
2021年度の大学入試の結果をみると、もはや、ペーパーテストを受けて、大学に入学した大学生が半分以下になっていることに改めて驚く、そういえば、もともと、エスペック生の中にも、年内中に大学が決まる生徒が多いのだが、けっこう優秀な生徒たちが多いので、そうなっているのだと思っていたが、なんと2020年くらいからこの傾向が加速したらしい。
そういわゆる、総合型選抜と学校推薦型選抜で、早ばやと、年内に大学が決まってしまうのが、半分以上もいる時代なのだ。
しかも、私立だと一般入試を受けて入学しているのが、半分もいない。約4割である。
ちなみに、総合型選抜というのは、昔で言うAO入試です。その出願要件というのは、高3になってから準備するのでは、間に合わないものが多いです。なにせ、「高校3年間、どう過ごしてきたのか?」それが問われるわけですから。
また学校推薦型選抜は、いわゆる指定校推薦です。総合型でも、推薦型でもある程度の評定平均の高さと、それ以外の条件(つまり、どう高校生活をおくってきたか?など)があるので、やはり、高校1年生から準備しておかないと受験すらできません。
で、そういう入試で大学に入学している割合が、もはや半分以上いるんですね。そう、ついに大学入試は、高校1年生から始めるというのが一般的になりつつある時代になってしまったのです。