ご存じのように、10月19日に、「令和5年度入試の選抜方法」が各高校HPで発表されております。以下に、近隣の主だった高校のリンクをまとめてみました。

- 木更津高校
- 君津高校
- 袖ヶ浦高校
- 木更津東高校
- 君津商業高校
- 君津青葉高校
- 京葉高校
- 姉崎高校
- 市原八幡高校
- 天羽高校
- 千葉高校
- 千葉東高校
- 幕張総合高校
- 検見川高校
- 磯辺高校
- 千葉工業高校
- 市立稲毛高校
- 市立習志野高校
ちなみ木更津高校の合格者選抜の仕方が変わっていた件について少し解説をしてます。
2020年に大学入試改革が行われましたが、当初いろいろ言われていた割には、大きな変化があまり感じられなかったようにも思います。どうも学習指導要領が新しくなる前だからか、結局色々と先送りする形になったようです。
さて、今日はですね。「2020年の大学入試改革で本格的に変わったのは何か?」という話と、「今後の高校教科書改訂スケジュール」そして、「それに伴う2025年新課程入試」について、ざっくりと書いていきたいと思います。
まず、2020年から変わったことです。
一つ目は、簡単に言えば、「試験一発で合否を決めずに、いろいろな側面から生徒を評価しましょう」ということです。つまり、学力の3要素からバランスよく評価しなさいということです。
で、その影響により、2021年以降、「総合型選抜や学校推薦型選抜での入学者の割合が、一般入試での入学者の割合を超える」という現象に拍車をかけたのでした。
で、二つ目なんですけど、それは、共通テストですね。
たとえば、英語は、センター試験の頃とは全く異なる入試になってしまいましたし、数学はやたらと難しくなりました。これは、センター試験のときは知識技能を測る、つまり基本を確認するテストだったのが、共通テストになって、その性質が変わってしまったということです。これも学力の3要素が大きく絡んでいます。知識技能に加えて、思考力判断力表現力も測るテストになったということです。
まあ、今のところ、目立つところでは、そのくらいのことで済んだなという感じなんですけど。それだけでも、以前のセンター試験に比べると受験者の負担は大きくなりました。
しかし、実は大学入試改革はこれで終わりというわけではございません。
以下の表を見てください。
この表からもわかるように、現高校1年生から、高校の教科書改訂が始まります。2022年は高1のみ改訂です。彼らが、高校2年生になると、合わせて高2の教科書も改訂されます。そして高3になると高3の教科書も改訂されます。
で、ただ単に教科書だけが改訂されるのではなく、その背景には学習指導要領の改訂というものがあります。そして、新学習指導要領には、今までの指導要領と比べ大幅な変更があります。
そうです。科目が違うんですね。例えばすでに、高1の時点で、これまで「国語総合」だった科目が、「現代の国語」と「言語文化」に分かれました。「世界史A」とか「世界史B」、「日本史A」とか「日本史B」もなくなり、「歴史総合」と「世界史探究」と「日本史探究」という科目になりました。
その他にもいろいろあるんですが、新科目として「公共」や「情報」なんてもの出てきました。
つまり、全体的に科目数が増えているんですね。新課程では。
さて、ここからが問題です。
新学習指導要領に基づく新課程での授業を高校1年生から受けてきた、現高1生のみなさんが、受験する2025年の春の入試は、当然、新課程に基づいた入試になるわけです。
たとえば、共通テストで、今まで「日本史B」で受験していた生徒たちは、2025年からは「歴史総合+日本史探究」という組み合わせで受験しなくてはいけません。これは、現状で言ったら、「日本史A+日本史B」で受験するようなものです。言い換えると、今まで教科書一冊分の勉強で済んでいたのが、2冊分学ぶような感じになってしまうということです。
要するに、2025年からの新課程入試は、現行の共通テストよりも、さらに負担感が増すというわけです。
保護者の方の中にはセンター試験を受けた方もいらっしゃると思いますが、共通テスト自体でも負担が増し、2025年からの新課程に基づく共通テストでもさらに負担が増えるというイメージを持ってもらうといいと思います。
そして特に新課程入試1年目にぶち当たる、現高校1年生は大変かもしれません。何せ前例がないわけですから。
はい、じゃあ、具体的に、詳しく、どんなところで負担が増しているのか?をもう少し詳しく話したいんですが。それはまた別の記事で書きます。
2021年度の大学入試の結果をみると、もはや、ペーパーテストを受けて、大学に入学した大学生が半分以下になっていることに改めて驚く、そういえば、もともと、エスペック生の中にも、年内中に大学が決まる生徒が多いのだが、けっこう優秀な生徒たちが多いので、そうなっているのだと思っていたが、なんと2020年くらいからこの傾向が加速したらしい。

そういわゆる、総合型選抜と学校推薦型選抜で、早ばやと、年内に大学が決まってしまうのが、半分以上もいる時代なのだ。
しかも、私立だと一般入試を受けて入学しているのが、半分もいない。約4割である。
ちなみに、総合型選抜というのは、昔で言うAO入試です。その出願要件というのは、高3になってから準備するのでは、間に合わないものが多いです。なにせ、「高校3年間、どう過ごしてきたのか?」それが問われるわけですから。
また学校推薦型選抜は、いわゆる指定校推薦です。総合型でも、推薦型でもある程度の評定平均の高さと、それ以外の条件(つまり、どう高校生活をおくってきたか?など)があるので、やはり、高校1年生から準備しておかないと受験すらできません。
で、そういう入試で大学に入学している割合が、もはや半分以上いるんですね。そう、ついに大学入試は、高校1年生から始めるというのが一般的になりつつある時代になってしまったのです。
前回、前々回とお伝えした通り、木更津高校の令和5年度入試の選抜評価方法が変わりました。
具体的には、2段階選抜方式になったということです。
で、今回は、その結果、入試の性質がどのように変わるのかについて考えていきたいと思います。

まず、木高は、令和4年までの過去3年間の入試で、普通科は定員割れしたことはありませんでした。一方、理数科は令和4年だけが定員割れしています。
したがって、来年度入試もおそらく普通科は定員割れしないものの、
理数科は定員割れする場合、しない場合、両方考えられると思います。
【参考】
定員は3年間変わらず、普通科280名、理数科40名
普通科受験者数 (R2:321名)(R3:327名)(R4:423名)(平均:357名)
理数科受験者数 (R2:50名)(R3:53名)(R4:38名)(平均:47名)

そして、2段階方式なのですから、当然、第1段階と第2段階の選抜方法の違いがあるはずです。
で、それは学力検査の得点にあります。
第1段階では500点満点なのが、第2段階では750点満点になるというところです。
学力検査の得点を総得点に対する割合でみると、第1段階では500点/645点で、総得点に対する学力検査の割合は、77.5%です。で、第2段階はというと、750点/895点なので、83.8%の割合です。
つまり、木更津高校の入試では、第1段階ですら、本番の学力検査の割合が高い、
言い換えると、学力重視=【本番で点数が取れるものが合格できる入試である】のに、
第2段階になると、さらに、それに輪をかけて超学力重視になるというわけです。
要するに、木更津高校を合格するには、内申点はもちろんあったほうが良いが、ぎりぎり足りない人でも、本番の試験さえできてしまえば合格できるということになるのではないでしょうか?
これは、見方を変えると、内申点が今までより軽視された入試になるという風な見方もできます。
中学校の方では、昨年から、通知表の点数のつけ方に変化がありました。学習指導要領の変更に伴うものなのですが、そのあたりの評価の仕方への不信感があるのか?ないのか?わかりませんが、そういう事情もあるのかもしれません。
また、今年の春の理数科の定員割れと、それにともなうスライド合格のやり方に、一部の議員(多分、県議会議員?)から問題視されてもいたので、それで変えてきたのかもしれません。
いずれにせよ、生徒の能力を見るうえで、本番の試験結果に対する信頼感の方が、中学校の生徒評価に対する信頼感よりも、上回っているという現実が、このような選抜評価の仕方を生み出したのではないかと、私なんかはうがった見方をしてしまいます。
前回の続きです。
「令和5(2023)年度千葉県高校入試 木更津高校の選抜方法について2」と題して書いていきます。
前回お伝えした選抜方法は、実は、普通科も理数科も共通しています。
したがって、選抜方法としては、わかりやすいかなと思いました。
ただし、2段階目の選抜については補足があります。それを今日は書きたいのです。

たとえば、普通科を受けて1段階目で合格しなかった受験者は、だれでも2段階目の選抜で評価されます。
そう、5教科の試験を1.5倍して、評定135点満点と作文10点満点で足し算するあれです。
そのとき、理数科を第2希望としている受験者は、
理数科の受験者の中でも順位をつけるのですが、
なんと同時に普通科の受験者の中でも順位付けしてもらえます。
どちらか一方でも合格になれば、当然、その学科の入学許可候補者になれます。
また、どちらの学科でも合格する可能性があるなら、第一希望の学科での合格となるのです。
ちなみにこの制度も、普通科、理数科、両方に適用されるようです。とりあえず、今まで、定員割れして、普通科では不合格になってしまう生徒が、理数科で合格するような制度だったので、今まであまり変わらないようにも思えるのですが、実は大きな変化があると思いました。
それはまた次回以降書きたいと思います。
どうも、こんにちは。
今日は、令和5(2023)年度千葉県高校入試における木更津高校の合格者選抜方法について書きます。
実は、選抜方法に関しては大きく変わったところがあります。
とりあえず順を追って説明していきます。

まず、合格者を選ぶのにつかわれる資料は以下の三点です。
①5教科の当日のテスト(500点満点)
②調査書(135点満点)
③作文(字数500字以上600字以内、50分間、10点満点)
①の5教科のテストは、英語以外は50分間のテストです。英語だけ60分間なんですよね。そしてそれぞれ100点満点です。ちなみに40点未満の教科がある受験者は、審議対象となるらしいです。
②の調査書は、評定合計が135点満点で、評定1がある場合は審議対象です。それから欠席が20日以上ある場合も審議対象。行動の記録に○が一つもない生徒も審議対象です。逆に、英検準2級以上など、特に優れた特別活動の記録などがある場合は、総合的に判定する際の参考とするらしいです。
③作文は、2人の評価者が、2つの評価項目ごとに2段階で評価します。評価項目は「字数」と「内容」です。それをa(満たしている)、b(満たしていない)の2段階でひょうかするらいしいのですが、評価者2人ともがbbと判定したら審議対象だそうです。
と、ここまでは完全に昨年までと同じです。
そして、ここからが変更点。
そう、選抜方法そのものが変わってしまったんですね。
で、どう変わったかというと、2段階方式になりました。
まずは1段階目なんですが、条件が二つあります。
①受験者が募集人員以内のとき、と
②受験者が募集人員を超えるとき です。
①受験者が募集人員以内のときは、
受験者数の80%までの合格者を第一段階の合格者として出します。
出し方は、すべての「合格者を選ぶのにつかわれる資料」の点数(645点満点)を合計して順位を出して決めるのです。
そして、
②受験者が募集人員を超えるときは、
募集人員の80%までの合格者を第一段階の合格者として出します。
これもまた、出し方は、すべての「合格者を選ぶのにつかわれる資料」の点数を合計して順位を出して決めます。
そして、ここまででは募集定員に満たないはずです。したがって、残りの合格者枠に入る受験者を選ぶため、2段階目の選抜が必要になります。
2段階目は、すべての「合格者を選ぶのにつかわれる資料」の点数を単純に合計するのではなく、
5教科の当日の試験の合計点を1.5倍します。そしてそれに調査書の135点と作文(10点)を合計した点数(895点満点)を使って順位を出し、合格者を選抜していくそうです。
と、まあ、今回はざっくりと説明しましたが、今後はもう少しこの変更の結果、試験の性質がどう変わったのか?などの分析をしていきたいと思っています。
前回、申し上げた通り来年(令和5年)の入試でも、木更津高校の学校設定問題は作文です。
令和4年度入試とほぼ同じ形式でした。
まだ細かいところまで確認していないのですが、ほぼ前年通りのやり方と踏襲するようです。

で、詳細としては、
まず
作文の配点は10点満点です。
当日の5科の入試問題の配点が500点満点。
内申点(評定)は135点満点。
なので、トータルで645点満点に対して、
かなり配点は少ないですよね。
作文は入試2日目に行われますが、
検査時間は50分間です。これも昨年通りですね。
そして字数は500字~600字です。これも昨年通り。
というわけで、作文はギリギリ合格できるかどうか、という人にとっては死活問題だと思います。
ちなみに、形式は令和4年同様なんですが、
じゃあ、令和4年はどんな問題が出たのか?気になりますよね。
ずばり令和4年度のテーマはこうでした。
「今までの学校生活の中で、自ら課題を見出し、その解決に向けて主体的に取り組んだことについて具体的に書きなさい」
過去に木更津高校の合格基準として、偏差値、内申点、そして学校の順位などについて説明してきました。
今日は、木更津高校に合格するには入試本番でどのくらいとればいいのか?について書いていきます。

過去のデータや自分の経験からいうと、ざっくりいうと370点です。もちろんそのときの平均点などによって変わるんですけど、大体、毎年370~360がボーダーラインになっているように思います。

ちなみ、今年の春(2022年)の入試では、平均点がかなりさがり、この基準もだいぶ下がりました。だいたい350点くらいでも合格できていました。
さらにいうと、その前の年(2021年)は、380点ちかくがボーダーになっていたように思います。したがって、必要な点数というのは年によって違ってきてしまうものなんですが、大体370点くらいあると木高に受かるイメージです。
ですから、よく学校の先生から、「復習確認テストで400点取らないと木高に受からないと言われた」と生徒たちが言うのですが、それは正確には「復習確認テストで400点取らないと余裕で木高に受からない。だからガンバレ、応援してるぞ!!」って意味なのだと思っています。
なんで、今の時点で、木高を目指していて、復確で、370点もいっていない人は、まずは370点目指しましょう。すでにその程度は取れるという人は、まず木高にギリギリでも受かるだけの実力はあるのだから、余裕で受かるように頑張っていきましょう。
入試本番は何があるのかわかりません。余裕があるのに越したことはないのですから。

こんにちは。
前回までに、木更津高校合格の目安となる偏差値と目標とすべき内申点について書きました。
しかし、内申点はともかくとして、偏差値はちょっとわかりにくいという人もいると思います。まあ塾とかに通っていないと、偏差値とかわからないですもんね。最終的には偏差値と、おおよその内申点がわかった方が、精度の高い志望校判定ができます。確実に合格を目指したい人は、ぜひエスペックを利用してください。
でも、まあ今日は、もっと気軽にざっくりとした方法をご紹介します。
ずばり、木更津高校に合格するためには、学校のテストのどのくらいの順位をとっていれば良いの?というものです。

実は、具体的に何番というのはないんですが、
私の20年以上にわたる指導経験から言うと、
大体学年人数の10%以内に入っている生徒は木更津高校に合格していると思います。
ただし、この判定基準は弱点も多いんです。
例えば、極端に人数の少ない中学校だと、この判定方法では判定不能ですし、その年、その年で同じ学校でも学力層のばらつきや違いもあるので、この方法だけでは、判定としては不安なんです。
ですが、とりあえずの目標として、
木更津高校を目指す皆さんは学年の10%以内の順位を目指してもらうといいと思います。