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令和5(2023)年度千葉県高校入試 木更津高校の選抜方法について

どうも、こんにちは。

今日は、令和5(2023)年度千葉県高校入試における木更津高校の合格者選抜方法について書きます。

 

実は、選抜方法に関しては大きく変わったところがあります。

とりあえず順を追って説明していきます。

まず、合格者を選ぶのにつかわれる資料は以下の三点です。

①5教科の当日のテスト(500点満点)

②調査書(135点満点)

③作文(字数500字以上600字以内、50分間、10点満点)

 

 

①の5教科のテストは、英語以外は50分間のテストです。英語だけ60分間なんですよね。そしてそれぞれ100点満点です。ちなみに40点未満の教科がある受験者は、審議対象となるらしいです。

 

②の調査書は、評定合計が135点満点で、評定1がある場合は審議対象です。それから欠席が20日以上ある場合も審議対象。行動の記録に○が一つもない生徒も審議対象です。逆に、英検準2級以上など、特に優れた特別活動の記録などがある場合は、総合的に判定する際の参考とするらしいです。

 

作文は、2人の評価者が、2つの評価項目ごとに2段階で評価します。評価項目は「字数」と「内容」です。それをa(満たしている)、b(満たしていない)の2段階でひょうかするらいしいのですが、評価者2人ともがbbと判定したら審議対象だそうです。

 

と、ここまでは完全に昨年までと同じです。

 

そして、ここからが変更点

 

そう、選抜方法そのものが変わってしまったんですね

 

で、どう変わったかというと、2段階方式になりました。

 

まずは1段階目なんですが、条件が二つあります。

①受験者が募集人員以内のとき、と

②受験者が募集人員を超えるとき です。

 

①受験者が募集人員以内のときは、

受験者数の80%までの合格者を第一段階の合格者として出します。

出し方は、すべての「合格者を選ぶのにつかわれる資料」の点数(645点満点)を合計して順位を出して決めるのです。

 

そして、

②受験者が募集人員を超えるときは、

募集人員の80%までの合格者を第一段階の合格者として出します。

これもまた、出し方は、すべての「合格者を選ぶのにつかわれる資料」の点数を合計して順位を出して決めます。

 

そして、ここまででは募集定員に満たないはずです。したがって、残りの合格者枠に入る受験者を選ぶため、2段階目の選抜が必要になります。

 

2段階目は、すべての「合格者を選ぶのにつかわれる資料」の点数を単純に合計するのではなく、

5教科の当日の試験の合計点を1.5倍します。そしてそれに調査書の135点と作文(10点)を合計した点数(895点満点)を使って順位を出し、合格者を選抜していくそうです。

 

と、まあ、今回はざっくりと説明しましたが、今後はもう少しこの変更の結果、試験の性質がどう変わったのか?などの分析をしていきたいと思っています。