【国語】6月の個別指導
【個別指導の時間と日程について】
個別指導は1コマ70分です(小学生は1コマ60分)。週に1回で毎月4回の個別指導です。個別指導は基本的には毎週同じ曜日で同じ時間帯ですが、欠席時の振替などは受講生と相談の上で別に日程を決めます。また休校日などが変わる都合で、夏休み期間なども受講生と相談の上で曜日や時間帯を決めていきます。
【時間帯と日程の変更について】
今回作ったのは、2023年6月の個別指導の曜日・時間帯の一覧表です。曜日・時間帯は月毎に変更できるので空き状況は変わることがあります。時間帯が合わない場合は調整しますのでご相談ください。
【6月の個別指導 申込可能日程】
2023年6月の「国語の個別指導」申込可能な曜日・時間帯は次の通りです。
月曜日 16:30~17:40 × 受講済
月曜日 21:20~22:30 × 受講済
火曜日 17:55~19:05 〇 申込可
火曜日 18:00~19:10 〇 申込可
火曜日 21:20~22:30 〇 申込可
木曜日 16:30~17:40 〇 申込可
木曜日 18:00~19:10 〇 申込可
木曜日 21:20~22:30 × 受講済
土曜日 15:30~16:40 〇 申込可
土曜日 16:50~17:00 〇 申込可
土曜日 19:30~20:40 〇 申込可
土曜日 20:45~21:55 〇 申込可
日曜日 15:30~16:40 〇 申込可
日曜日 16:50~17:00 〇 申込可
日曜日 20:25~21:35 〇 申込可
小学生は60分間なので開始時間を10分遅くするか、終了時間を10分早くする、などの調整ができます。
【さまざまな個別指導】
国語の個別指導として①~⑧を用意しました。
[ 2か月でできる短期推薦対策 ]
①「高3作文小論」②「高3面接表現」
[ 2か月で読める短期古典読解対策 ]
③「高3古文読解」④「高3漢文読解」
[ 理解を深め実力を伸ばす長期対策 ]
⑤「高3現代文」⑥「高2公務員」⑦「小6中学受験国語」
[ 効果が出やすい定期試験対策 ]
⑧「全学年 定期試験対策」
詳しい内容は今後順次公開していきますが、本日は①「高3作文小論」と「国語の個別についてのQ&A」を公開します。
【2か月でできる推薦対策】①「高3作文小論」
2か月でできる短期推薦対策として①「高3作文小論」②「高3面接表現」があります。
これは、2022年夏期講習で実施した高3生対象の集団授業の特別講座「作文・小論講座」「面接・表現講座」(70分。各6日間)が好評でしたので、6月から個別指導で短期で受けられるようにした内容となります。
学校推薦型選抜と総合型選抜に必要な準備を始める個別指導です。
国公立大二次試験のための小論文は【長期対策】として受講可能です。
今回は「作文小論」の個別指導全8回分を200字ぴったり作文として書いてみようと思います。
【1週目】
面接と志願理由書の準備
作文には「自分」が必要です。自分が「どんなところがある人か」から考え「キャラ設定」をします。「私にはこういうところがあり、こんな体験をしてきました。これからはこうしていきたいと考えています。」から意見を作ります。面接や自己表現に必須な「自分自身のキャラ設定」作業です。多面的な自分自身のどんなところを見てほしいか、アピールしたいかを考える第一歩で、「志願理由書」「自己推薦書」の準備作業でもあります。(200字)
【2週目】
テーマ型問題で使える自由連想法
作文タイプで頻出の「テーマ型問題」について、考え方、構成の仕方、書き方を指導します。出題テーマから思いつく単語をできるだけメモする「自由連想法」から始めます。テーマ型作文では手を動かして書き始める前に全体像をつかんでおきます。どのような順序で話を進めるかメモ単語に番号をふりながらイメージします。慣れてくると制限字数におさまる流れが見えてきます。文末表現に注意して意見や事実、説明を区別して書きます。(200字)
【3週目】
あなたは賛成? 反対?
「賛成・反対が問われる」小論文の書き方を指導します。賛成・反対のどちらの立場でもはっきりとした理由や根拠を述べる必要があります。その後は対立側の理由や根拠を予想して自説との違いを検討します。問題のテーマを深くとらえ直すことで優先順位を明確にして説得力を持たせます。一般的なテーマと志望学部に関連するテーマの両方を扱うので、志望学部ごとの頻出語句やニュースや時事問題などの調べ学習もここから始まります。(200字)
【4週目】
社会問題を述べる5つの視点
さまざまな社会問題を「5つの視点」で述べるパターンを指導します。まず、現実に何が起きているのかを説明する「現状」。次に、直接的な原因や間接的な背景を説明する「過去」。そして、その現状を放置すると何がいけないのかを説明する「性質」。未来において何がどうなれば最も都合がよいのかを説明する「理想」。最後に、その理想のためにまず何から始めるべきかを説明する「課題」。応用しやすくて便利な「5つの視点」です。(200字)
【5週目】
小論文を展開させる3つの発想
一般的な「5つの視点」による小論文の展開を自分オリジナルのものへと発展させる「3つの発想」を指導します。問題の過去と現在と未来を比較する「時制」の発想。利点と欠点を挙げ克服法を考える「評価」の発想。個々の人と社会集団がどのように相互作用するかを考える「関係性」の発想。これらの「時制」と「評価」と「関係性」を分析することで、共通点と問題点と優先順位を発見し、自分なりの主張と理由と具体例を構築します。(200字)
【6週目】
要約力の伸ばし方
「課題文を要約し論述する」型の書き方を指導します。評論文の読解のように段落ごとに内容を整理し全体の構造から筆者の考えをまとめます。200字程度の評論文の要約演習が効果的です。要約をふまえて自分の意見を論述するにはまず主題や論点に対する自分の立場を決めます。賛成か反対の立場に立って自分の意見をできるだけわかりやすくします。そのテーマの主要な対立ポイントを明らかにすることが要約・論述型の成功の鍵です。(200字)
【7週目】
表やグラフの統計資料
「表やグラフなどの統計資料を読んで書く」小論文について指導します。問題として示される統計資料からどのような内容が読み取れるか。その数値の変化は現実の社会とどのように関連付けられるか。今後の課題として未来志向の提案ができるかどうか。志望する学部や学科に関連する問題に備えて志望する学問分野で最近話題になっていることを知る必要があります。『現代用語の基礎知識』のような用語集での日常的な学習がお勧めです。(200字)
【8週目】
出題される試験内容への対応
試験内容に合わせて類題を演習します。事前の提出課題となるレポートや志願理由書、自己推薦書は早めに仕上げます。試験日に会場で小論文を書く人は類題演習と時間配分のシミュレーションのため小論文模試も効果的です。8週間の短期個別でパターン別に小論文が書けるようになったあとは自己PRを向上させます。今後の演習計画や小論文の提出・添削・返却・解説などの日時を具体的にし【短期個別】の後のフォローを万全にします。(200字)
国語の個別についてのQ&A
Q1 これまで個別指導で国語を受けた人はどんな勉強をしたの?
A1 例えば「小論文」は【学校推薦型(指定校推薦)で合格するため】【総合型選抜(AO入試)で合格するため】【国公立大二次試験(小論文)で必要なため】でした。「古文」は、【私立大一般入試で必要なため】。「定期試験対策」は【学校推薦型で指定校推薦が欲しいので評定平均を上げるため】でした。
Q2 個別指導の国語にはどんな内容があるの?
A2 個別指導で受けられる内容はさまざまですが、わかりやすく①~⑧を用意しました。高3生の①作文小論②面接表現③現代文④古文⑤漢文。高2生の⑥公務員試験。小6生の⑦中学受験。全学年の⑧定期テスト対策。これらの学年表記は目安です。早い学年から先取りして個別指導を受ける人もいます。
Q3 個別指導の国語はどんな人におすすめ?
A3 国語が苦手な人、短期間で国語を上げたい人、国語を強みにしたい人には、個別指導が向いています。言葉に関する「わからない」をすぐに質問できて「なるほど」と納得いくまでやりとりができる個別指導は国語の強化に向いています。
Q4 短期間で国語が上がるの?
A4 上がります。まず全学年の⑧「定期テスト対策」はテスト直前期に効果抜群です。また高3生には2か月でできるようになる【短期】個別があります。①作文小論②面接表現④古文⑤漢文などは基本パターンの理解と習熟が効果的なため2か月という短期期間でできるようになります。個別指導で必要な考え方とやり方を学んだら「高3個別コース」から「高3セルフスタディコース」に移り、自習しながら質問、相談、添削指導などを受けられます。
Q5 短期間で国語が上がらない場合もあるの?
A5 あります。高3生の③現代文、高2生の⑥公務員試験、小6生の⑦中学受験は【長期】個別です。基本的な解き方や考え方だけでは安定した高得点は難しいです。十分な過去問演習と類題演習に時間をかける必要があります。
Q6 国語の個別指導はどんなふうに進んでいくの?
A6 一人一人の現在の国語力や志望校の目標に合わせて「考え方」「解き方」「書き方」を一つずつ確認しながら進めます。過去問演習や類題演習に対して1対1で話をしながら進めるので学習効率があがります。国語が苦手な人には「1問毎の納得感」が次へのエネルギーになります。