前回の続きです。
「令和5(2023)年度千葉県高校入試 木更津高校の選抜方法について2」と題して書いていきます。
前回お伝えした選抜方法は、実は、普通科も理数科も共通しています。
したがって、選抜方法としては、わかりやすいかなと思いました。
ただし、2段階目の選抜については補足があります。それを今日は書きたいのです。
たとえば、普通科を受けて1段階目で合格しなかった受験者は、だれでも2段階目の選抜で評価されます。
そう、5教科の試験を1.5倍して、評定135点満点と作文10点満点で足し算するあれです。
そのとき、理数科を第2希望としている受験者は、
理数科の受験者の中でも順位をつけるのですが、
なんと同時に普通科の受験者の中でも順位付けしてもらえます。
どちらか一方でも合格になれば、当然、その学科の入学許可候補者になれます。
また、どちらの学科でも合格する可能性があるなら、第一希望の学科での合格となるのです。
ちなみにこの制度も、普通科、理数科、両方に適用されるようです。とりあえず、今まで、定員割れして、普通科では不合格になってしまう生徒が、理数科で合格するような制度だったので、今まであまり変わらないようにも思えるのですが、実は大きな変化があると思いました。
それはまた次回以降書きたいと思います。